シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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舞台芸術2 | 2024 | 秋学期 | 月4 | 法学部 | 大崎 さやの | オオサキ サヤノ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-HO1-022L
履修条件・関連科目等
特にありません。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
漫画原作のドラマ、小説原作のアニメ、ゲーム原作の2.5次元ミュージカルと、現代の世の中はアダプテーション(翻案)に溢れています。この授業では、「古典のアダプテーション」をメインテーマに、ギリシア・ローマの古代から近代のオペラに至るまでの西洋演劇史を学びます。演劇の歴史を学びつつ、時代ごとの代表作については、テキストの講読や映像鑑賞を行い、演劇作品及び古典に対するいっそうの理解を深めていきます。特に、日本ではあまり知られていないイタリアの舞台芸術にスポットを当て、紹介します。
舞台芸術や古典に興味がある皆さんの積極的な授業への参加を求めます。
科目目的
演劇史を学ぶことで、演劇を含む芸術文化、歴史や社会全般に対する理解力と感性を養います。また、古典の価値についても考えます。この授業がみなさんにとって、人間にとって文化とは、芸術とは、歴史とは、社会とは何なのかを問う機会となれば幸いです。
到達目標
本講義は西洋の演劇作品に見られる古典のアダプテーションをテーマに、西洋における演劇の知識と同時に、古典の教養を身につけることを目指します。
授業計画と内容
第1回 古典とアダプテーション
第2回 古代の演劇と神話(1)ギリシアの演劇
第3回 古代の演劇と神話(2)ギリシア悲劇
第4回 古代の演劇と神話(3)ローマ演劇
第5回 中世の演劇とダンテ『神曲』
第6回 ルネサンスの演劇(1)祝祭劇とオペラの誕生
第7回 ルネサンスの演劇(2)オペラ《オルフェーオ》
第8回 ルネサンスの演劇(3)ルネサンスの劇場とコンメディア・デッラルテ
第9回 イギリス・エリザベス朝演劇 ~シェイクスピアの作品
第10回 フランス古典主義演劇(1) ~ラシーヌの作品
第11回 フランス古典主義演劇(2) ~モリエールの作品
第12回 イタリア演劇 ~ゴルドーニの演劇
第13回 イタリア・オペラの改革(1) ~オペラ・ブッファの誕生
第14回 イタリア・オペラの改革(2) ~バロック・オペラからの脱却
第15回 期末試験、総括・まとめ ~古代から近代の演劇
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に紹介する書籍、舞台、映像などには、積極的に触れることを期待します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 授業に対する理解度を確認します。 |
レポート | 30 | 授業内で鑑賞した作品についてレポートしてもらいます。 |
平常点 | 30 | コメントシート、授業参加の真剣度。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
条件が整えば、ゲストを呼び、学生達とディスカッションする機会を設けたい。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に適宜プリントを配り、参考文献については口頭で指示します。
その他特記事項
授業計画は、授業の進度や聴講者の関心に伴い、変更になることがあります。