シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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健康科学(シェイプアップ・フィットネス) | 2025 | 春学期 | 金2 | 商学部 | 加藤 健志 | カトウ ツヨシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-HS1-71XM
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「シェイプアップ」=「痩せている」=「カッコイイ」といった感覚が、誤ったダイエット、虚食症、自律神経失調症等を招き、痩せなければならないという固定観念が大きなストレスとなって生理的にも精神的にもアンバランスを招いてしまいます。そこで「理想的な身体とは何なのか」「どのようにすれば理想的な身体づくりができるのか」という事をテーマに、生理学的、心理学的に身体を科学し、正しい知識を身につけると共に様々な実技を通して楽しくフィットネスを実践する習慣を身につける事を目的とした授業です。
科目目的
「リベラルアーツ科目」として位置づけられている健康・スポーツ科目では、その受講後に「自らの意志」で健康増進に繋がるような身体運動・スポーツ活動を行っていく際に有益となる、実践的な知識や考え方を修得することを目的としています。
到達目標
健康と体力を医学的、心理学的、社会学的それぞれの観点から、正しく理解し、身体的および精神的そのどちらも、現在の日本社会において理想的な健康状態を自らがコントロール出来る能力を身に付けながら、笑顔で元気に楽しくシェイプアップを行います。
授業計画と内容
屋外運動施設を使用する「健康・スポーツ」では、天候の影響を受けて(すなわち、悪天候時には)、体育館内を使用した計画外の実技授業、教室での講義に変更となる可能性があります。
また、複数回にわたり悪天候が続いた場合には、屋内教場で行う授業においても、計画変更となる可能性があります。このような場合、manaba等を通して詳細な計画変更を通知します。
1.授業概要および14週間の具体的説明および健康と体力に関する講義
2. 【導入調査】自分のからだと生活を顧みる(体組成分析と日頃の食事調査)
【エクササイズ】 身体組成の測定 (形態、体格)正確に専門的に測定しシェイプアップ計画を立案
3. 【講義】フレキシビリティ(柔軟性)の仕組みと重要性
【エクササイズ】柔軟性の向上 (ストレッチ)
4. 【講義】心肺機能と全身持久力
【エクササイズ】基礎持久力向上(有酸素運動:エアロビクスエクササイズ) ダンス含む
5. 【講義】エネルギー摂取と消費の関係
【エクササイズ】消費カロリーの測定:ウォーキング、ジョギング 、ゲームスポーツ
6. 【講義】姿勢と体調の関係
【エクササイズ】正しい姿勢つくり:体幹強化(ボディコアトレーニング)
7. 【講義】全身の形態バランスが健康に及ぼす影響
【エクササイズ】バランスを整えるⅠ(バランスボール)
8. 【講義】背骨(頸椎:胸椎:腰椎)と姿勢の関係
【エクササイズ】バランスを整えるⅡ(ストレッチポール)
9. 【講義】関節のコントロールとインナーマッスル
【エクササイズ】インナーマッスルを鍛える(チューブトレーニング)
10. 【講義】脂肪の吸収と分解、蓄積が健康に及ぼす影響
【エクササイズ】ファットバーニング(脂肪燃焼トレーニング) ボディコアサーキット、ダンスなど
11. 【講義】体脂肪の分布とプロポーション
【エクササイズ】くびれを作るⅠ:ダンベル&ボクササイズトレーニング
12. 【講義】腱反射と身体の動き&性能
【エクササイズ】くびれを作るⅡ:メディシンボール
13. 【講義】健康:体力の総合評価とは
【エクササイズ】トータルボディーワークアウト(全面的トレーニング)
14. 【講義】最終評価測定及びセルフプロデュース計画(身体組成測定)3か月のトレーニング評価、まとめ
※授業計画は,受講者の体力レベル、授業の理解度、屋外授業実施の可否(雨天の影響など)により、柔軟に変更していきます。上記は、あくまでも授業展開例としてお考え下さい。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 20 ・毎回授業前に各自の体力に応じた準備運動を行う事。 ・実技授業後は各自でケアに努め、授業の内容がより健康状態の向上につながるようセルフコントロールを行う事。 |
平常点 | 80 | 平常点 80 本授業は毎回の予習内容、知識の理解度、授業参加に関する積極性、主体性、自己コントロール能力等加味して評価を行います。 その他 |
成績評価の方法・基準(備考)
理論的な事に関する評価は、講義内容の理解度を確認するために2−3回のレポート作成を行います。
実技に関しては、運動が出来るかどうかではなく、いかに授業に参加し積極的に授業に取り組んでいるかどうかによって評価を行います。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
東京都健康相談員
健康スポーツ相談員
大手スポーツクラブアドバイザー(特別コーチ)
等
健康作り 運動処方(トレーニングプログラム)
健康的にシェイプアップする方法
栄養指導
休養、睡眠指導
等
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
一人一人の個性に対応した健康診断及び処方作成
個性に応じた運動方法及びプログラミングの作成指導
食事制限、栄養摂取指導等
テキスト・参考文献等
特に各自で用意する必要はありません。必要な際には随時こちらで資料を用意いたします。