シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済入門 | 2024 | 前期 | 木1 | 経済学部 | 近廣 昌志 | チカヒロ マサシ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
EC-AD1-01XX
履修条件・関連科目等
特別な条件はありません
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
経済学は現実との連関において捉えることが重要で,各経済主体,特に金融機関の仕組みを理解することも必要です。この講義では,原因と結果の接続を意識する能力を身に着けるため,理論と現象の理解をバランスよく解説します。また,関連する著作・論文・資料を次々に見つけ出し,自分で見つける能力の育成にも力を注ぎます。経済学部の学生に必要な基礎知識の習得のために,経済基本用語や、経済危機、貿易摩擦、気候変動など世界が抱えるさまざまな問題を扱います。
科目目的
この科目は,経済学部での学びの入り口として,経済学的な思考の基礎の修得を目的とします。
到達目標
①経済用語を正確に説明することができる
②経済現象を説くために必要な情報収集能力を得る
③経済学の系譜を説明することができる
④金利・割引現在価値等の基礎計算ができる
⑤簿記原理の基礎を理解することができる
⑥金融の仕組みを理解することができる
授業計画と内容
第1回 日常の中にある経済学
第2回 金利・割引現在価値・機会費用の計算および「限界」の理解
第3回 市場の形成,需給では説明できない価格決定要因
第4回 完全競争市場・外部性
第5回 情報の非対称性
第6回 労働市場・賃金
第7回 投資・投機・消費
第8回 経済成長
第9回 生産性と価値の体系
第10回 貨幣的現象と非貨幣的現象による物価変動
第11回 経済危機貨幣供給の仕組み
第12回 貨幣供給の仕組み
第13回 金融政策の誤解
第14回 経済学の進化に必要な視点
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 50 | 用語確認・記述式問題等の結果による |
期末試験(到達度確認) | 50 | 用語確認・記述式問題等の結果による |
成績評価の方法・基準(備考)
「その他」は,中間および最終的な到達度確認の結果以外に,特に輝く取り組みが認められた場合は30点を上限として加点することがある。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
イングランド銀行(著)・村井 章子(翻訳)(2023)『イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章』すばる舎,ISBN 978-4799111529
【参考文献】
・Rupal Patel, The Bank of England, Meaning(著)Can’t We Just Print More Money? : Economics in Ten Simple Questions, Penguin,2023,ISBN 978-1847943392
・翁 邦雄『人の心に働きかける経済政策』〔岩波新書・新赤版 1908〕岩波書店,ISBN 978-4004319085
・中谷巌,下井直毅,塚田裕昭(著)(2021)『入門マクロ経済学 第6版』日本評論社,ISBN 978-4535557956