シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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環境科学Ⅰ | 2024 | 前期 | 火2 | 経済学部 | 中野 智子 | ナカノ トモコ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-PB2-851X
履修条件・関連科目等
地球科学関連の科目(地球科学概論・地球科学Ⅰなど)を受講済みであることが望ましい。地球の基本的なシステムについては理解していることを前提として講義を進める。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
地球の自然環境は固体地球・大気・海洋・生物といった要素によって構成され、それらが互いに微妙なバランスをとりながら、非常に長い時間をかけて現在の環境を形成してきた。しかし、人類の活動はこうした環境に影響を与え、急速な変化を引き起こしつつある。本講義では、最初に地球環境の成り立ちについて学習し、そのうえで現在の環境問題およびそれと密接に関連しているエネルギー問題について学習する。
科目目的
地球環境の成り立ち・仕組みを理解し、現在生じている地球環境問題について正しい知識をもって考察できるようになる。
到達目標
1.地球史について学び、現在の地球環境がどのように形成されたのか説明できるようになる。
2.人類が利用しているエネルギー資源について学び、エネルギーの使い方が地球環境にどのような影響を及ぼすのか説明できるようになる。
3.現在生じている環境問題について学び、その原因・影響・対策を説明できるようになる。
授業計画と内容
1. 授業概要と履修上の注意の説明
2. 46億年の地球史1:太陽系と地球の誕生
3. 46億年の地球史2:生命の誕生と生物の進化
4. 46億年の地球史3:地球大気の進化
5. エネルギー問題1:化石燃料
6. エネルギー問題2:原子力
7. エネルギー問題3:再生可能エネルギー
8. 環境問題1:大気汚染
9. 環境問題2:酸性雨
10. 環境問題3:オゾン層破壊
11. 環境問題4:地球温暖化
12. 環境問題5:砂漠化
13. 環境問題6:生物多様性の損失
14. 総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
新聞等のエネルギー問題や環境問題に関する記事に目を通し、関心を広げてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 持ち込み不可の筆記試験を行い、平常点とあわせて合計100点のうち60点以上を合格とする。 |
平常点 | 20 | 毎回の授業後に、課題(小レポート)の提出を課し、授業内容の理解度を確認する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価項目は以下の通りである。
1.地球の46憶年の歴史に関する理解
2.地球のエネルギー問題に関する理解
3.地球環境問題に関する理解
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Responを用いて、随時、理解度の確認を行う
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しません。
授業中に使うプリントはmanabaにおくので、必要な場合は印刷して授業に持参してください。
参考文献は授業中に、適宜紹介します。
その他特記事項
教員との連絡には、manabaの個別指導を用いる。