シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語D(Pronunciation) | 2024 | 春学期 | 金3 | 商学部 | 増田 桂子 | マスダ ケイコ | 1~4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
CM-EN1-60XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「ネイティブスピーカーのようにかっこよく発音したい!」と考える人は多いでしょう。あるいは、「ネイティブのように」とまでいかなくとも、何度も聞き返されてなかなか理解してもらえなかった経験から、少なくとも相手にちゃんと通じる発音を身に付けたいと考える人もいるでしょう。そのためには、各音や単語の発音も重要ですが、それ以上に、単語が句や文のまとまりになったときのリズムやイントネーション、音の同化や脱落といった単語レベルを超えた広い意味での発音が大変重要になってきます。
この授業では、各音の発音のしかたを身につけた後、より大きなまとまりになった場合のリズムや音の変化、イントネーションについて繰り返し練習を行います。テキストおよび音声を用いて繰り返し練習を行い、さらに順番に指名して発音できているか確認します。また、音や語、文を聞き取れるよう、一部、リスニングの練習も行います。
こうした練習をすることで、リスニング力も確実に向上しますので、発音と同時にリスニング力を鍛えたい人にも履修を勧めます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上のグローバル科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が英語の音韻体系の特徴を理解し、英語の音をコミュニケーションの観点から適切に発音できるようになることを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・英語の音のなかでも、特に日本語にはない音や間違えやすい音の発音ができる
・英語の音のなかでも、特に日本語にはない音や間違えやすい音の聞き取りができる
・強勢やリズム、イントネーション、音の同化や脱落といった点に留意し、より自然な発音ができる
授業計画と内容
1. 授業概要説明、イントロダクション
Unit 14 - World Englishes
2. Unit 1 - 英語のアクセント(単語・句)
3. Unit 2 - 英語のリズム(内容語と機能語)
4. Unit 3 - 紛らわしい母音(1)(「ア」「イ」「ウ」と聞こえる音)
5. Unit 4 - 紛らわしい母音(2)(二重母音)
6. Unit 5 - 紛らわしい子音(1)(流音、日本語にない音)
7. Unit 6 - 紛らわしい子音(2)(摩擦音、鼻音、閉鎖音)
8. Unit 7 - 紛らわしい子音(3)(破擦音、側音、半母音)
9. Unit 8 - つながって聞こえる音(連結)
Unit 9 - 変化して聞こえる音(同化)
10. Unit 10 - 聞こえなくなる音(1)(単語間の脱落)
Unit 11 - 聞こえなくなる音(2)(単語内の脱落・短縮形)
11. Unit 12 - 英語のイントネーション(1)(文の種類とイントネーション)
12. Unit 13 - 英語のイントネーション(2)(多様なイントネーション、文中のポーズ)
13. Unit 15 - 数量表現
14. まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストの音声(インターネットからダウンロード)を利用して、授業後に自宅で練習を重ねてください。宿題として、毎回ユニットのExercise Aの語句を発音して録音し、翌月曜日までにmanaba上で提出してもらいます。また、聴き取りの練習問題(Exercises B, C, D, E)は、授業後72時間以内に取り組み、manabaの小テストのセクションに解答を入力して答え合わせをしてください。練習と宿題を合わせて、1時間程度の自宅学習が必要となります。
授業以外でも、英語を話したり、様々な英文を読んだりするときに、授業で学習した内容を思い出しながら、週1時間程度、継続的に練習を行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | ターゲットの音や語句を正しく発音できるか、文を適切なイントネーションで発音できるか、また語句や文を正しく聴き取れるかを評価します。 |
平常点 | 30 | 授業への参加、受講態度の状況を基準とします。 |
その他 | 30 | 毎回の宿題の提出の有無および内容を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
全授業の3分の1以上欠席した場合は期末試験を受験できず、F判定となります。また、試験未受験の者についてもF判定となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
《テキスト》
Mikihiko Sugimori, Tomomi Otsuka, Naoki Sugimori, and Paul Evans.『ENGLISH SOUNDS, ENGLISH MINDS』 金星堂.
ISBN: 978-4-7647-3938-3
注:テキストは必ず購入すること
その他特記事項
Audacity(オーディオ編集ソフト)を期末試験の実技試験の際に使用します。